ドバイ政府観光・商務局(DTCM)
1997年1月に設立されたDTCMは2つの業務を行っています。ひとつは以前のドバイ通商観光振興委員会(DCTPB、1989年設立)の機能を引き継いで、ドバイの商業と観光の成長を国際的に促進することです。DTCMが担当する2番目の分野はドバイ首長国の観光業を企画、監督、開発することです。
ドバイが観光開発に力を入れていることは、UAE国防相の要職にあるシェイク・ムハンマド・ビン・ラシッド・アル・マクトゥーム皇太子が、ドバイ政府観光・商務局(DTCM)のチェアマンを兼務していることからもうかがい知ることができます。観光・商務局の長官はカリッド・ビン・スライェム(Khalid A. bin Sulayem)です。
DTCMは、マーケティング任務を果たす一環として、世界に向けたドバイのプロモーションとパブリシティの総合的な計画を立案し、実施しています。具体的には、展示会への出展、マーケティング団の派遣、プレゼンテーションとロードショー実施、ファムツアーへの招待、視察客へのアテンド、パンフレットの製作と配布、メディア・リレーション、問い合わせへの情報提供をおこなっています。
ドバイの本局に加えて、DTCMは世界14ヵ所にオフィスを展開しています。各所在地はニューヨーク(米国)、ロンドン(英国、アイルランド)、パリ(フランス)、フランクフルト(ドイツ)、ストックホルム(スカンジナビア)、ミラノ(イタリア)、モスクワ(ロシア連邦、CIS、バルト諸国)、シドニー(オーストラリア)、ヨハネスブルク(南アフリカ)、ムンバイ(インド)、香港(極東)、東京(日本)、サウジアラビア、チューリッヒ(スイス、オーストリア)です。
ドバイ国内での行政府としての責任を果たすため、DTCMは、ホテル、ホテル・アパートメント、ツアー・オペレーター、旅行者を輸送する企業、旅行代理店に関わる許認可業務を担当しています。また、観光名所、考古学上の遺跡、文化遺産、旅行会議、旅行展示会、観光案内所の運営、ツアーガイドの組織、資格に関わる監督業務も担当しています。