ドバイでのビジネス : ビジネス拡大の拠点として
ビジネス拡大の拠点として
中東における貿易ハブとして長年認知されてきたドバイは、近年、世界的に重要な国際ビジネスセンターへと変身をとげています。
1990年代に、ドバイは、従来の貿易相手国であるアラブ湾岸協力会議(AGCC)加盟国(アラブ首長国連邦、サウジアラビア、オマーン、カタール、バーレーン、クウェート)とイランにとどまらず、世界中の国々と貿易するようになりました。今日、国際企業が中東、アジア亜大陸、東アフリカ、地中海東部、CIS、中央アジアとのビジネスを開発する上で、ドバイがゲートウェイとなっています。1996年の1-6月にドバイの再輸出市場の上位十ヵ国は、イラン、インド、サウジアラビア、アゼルバイジャン、アフガニスタン、クウェート、ロシア、トルコ、オマーン、パキスタンといった多彩な顔ぶれでした。
近年、多くの国際企業が拡大するドバイの商圏が将来が嘱望される注目市場の多くをカバーすることを認識するようになっています。ドバイが商圏とする市場の合計人口は14億人で、その大部分が21世紀に初めて国際消費市場に仲間入りします。
1960年代後半からドバイの開発に石油が重要な役割を果たして来ましたが、現在では非石油部門が国内総生産の約90%を占めており、その重要性はますます高まっています。製造業、観光業、サービス業のいずれも順調に伸びており、バランスの取れた多様化した経済を作り上げています。しかしながら、ドバイでは貿易が依然として欠くべからざる生命線となっています。
ドバイはこうした長年に及ぶ貿易により、中東における商業の町としての評判を得ましたが、これはこの地域に進出を考えている外国企業にとって重要な要素です。オープンかつリベラルな政府の姿勢に加えて、地元のビジネス・コミュニティが国際商業の慣行に明るいこと、ドバイの提供するコスモポリタンなライフスタイルにも反映されています。
中東地域のビジネス・ハブとしてのドバイは、東西を結ぶ貿易路上の極東と欧州の中間に位置し、また南北では旧ソ連とアフリカの中間に位置するする戦略的な場所にあります。ドバイの空港は、トランジット客の多さでは世界でも有数であり、世界の航空会社86社が乗り入れ、世界130都市と結ばれています。ラーシド港とジュベルアリ港の運営を担当するドバイ港湾局は、設備と効率の面でも先進的な組織です。
ドバイは、アラブ首長国連邦を構成する7つの首長国の中で2番目に大きく、政治的に安定しており、イスラエルを除く世界中の国々とオープンなビジネス関係を構築しています。

ドバイでは利益や所得にかかる税金はありません。資本の移動は完全に自由です。金融業とサービス業は高度に発達しています。通信設備は優れており、ビジネスをおこなううえでのコスト構造の競争力にきわめて優れています。
ドバイは現地法人を設置するのに魅力的な場所ですが、それだけでなく、進出する企業が製造や配送の拠点を設けるのにも理想的です。ジュベル・アリ・フリーゾーンとエアポート・フリーゾーンでは、外国企業が100%自己資金で会社や支店を設立することが許可されており、ドバイ全土でみられる有利な投資条件に加えて、輸入関税の免除など各種の優遇策が用意されています。
こうした利点を備え、優遇策を講じているドバイに、近年、外国からの投資が集中していることは驚くにあたりません。ジュベル・アリ・フリーゾーンだけでも投資した会社の数は、1990年の300弱から1998年には1,300超になりました。

ドバイをビジネス基地として活用することで得られる経済的なメリットのほか、駐在となるビジネスマンや家族には快適な生活環境を楽しめるメリットがあります。ドバイは外国人に対して寛容な為ライフスタイルは国際的で、住宅やオフィスは整備されており、教育、医療、ショッピング施設も充実しています。スポーツやレジャーも幅広く楽しめますし、世界有数のリゾートに数えられるホテルでは食事、エンターテインメント、ナイトライフを心ゆくまで楽しめます。